今回で最終回です。
今回は、全日本マスターズまでに実際に行った
練習内容について
書いていきます。
【全日本に向けての練習】
ここからは実際に10月に行われた全日本に向けた
練習内容を書いていきます。
スタートは7月でした。
実は全日本はそこまで重要視してなくて、
元々は中止になったニセコや
9月に南魚沼で行われた経産旗を
目標レースとしていました。
ただ後述致しますが、9月頭の落車で
経産旗ではマトモに走れなかったので
全日本に照準を合わせました。
7月はとにかく距離を乗りました。
一日平均100kmを3週間。
つまり21日で2100km走りました。
強度は特にしていなく、とにかく自転車に
またがる時間を増やしました。
北海道で合宿を1週間行い、
4日目に休息日を入れた以外は基本100km
走りました。
この時は4時間淡々と走ることを目標にしました。
その後も神戸~金沢に行ったり、
ロングライドを出来るだけ行いました。
真夏にロングを行うことは身体への負担が
非常に大きく
あまり良い練習とは言えないかもしれませんが、
その後は非常に調子が上がりました。
その後1週間レスト週をいれました。
レスト週は気の向くまま走ります。
翌週以降に練習をしっかりできるように、
体力的・精神的に充実させることが目的です。
その後は合わせて5分走を中心に行いました。
(南魚沼のコースも5分走が必要になるコース
だったため)
基本的メニューは
L3走30分
5分走×3
5分走については3本出来るマックスのパワーを
目標値にしました。
レストはしっかりとり、3本目が
1番パワー出るように練習しました。
また10分走でのFTP強度での練習や、
3~8分走で5分走前後のパワーでの練習を
行います。
また友達を捕まえて、足がスカスカになるまで
走るような日も何度も繰り返します。
先月に長距離乗り込んだことにより
踏める時間が長くなったり、パワーが出るように
なることを感じられるので、高いモチベーションで
練習することが出来ました。
9月は残念ながら落車してしまったので、
2週間ほど強制レストになりました。
9月の下旬から練習を再開し、
また長距離の乗り込みを再びやりました。
全日本までは5週間しかなかったので、
2週間乗り込み→4日完全休養→2週間メニュー
→テーパリングの流れで行いました。
乗り込みは2週間で
1400km(平均100km/1日)を走り、
最後2週間しっかり練習するために、
4日間完全休養日を入れました。
そしてその後はまた5分走中心に練習を
行いました。
5分走以外は30秒×20本や2分走等の
インターバル系のメニューも入れて
足に刺激入れを行います。
全日本の前の週はレース感を取り戻すために
愛知に遠征に行き、
AACAとリトルに出場しました。
AACAでは勝ち逃げに乗れたし(千切れたけど)
リトルでは良い感じに逃げれました。
(最後スプリントで負けたけど)
結果は残せなかったけど両レースとも良い感じに
走ることが出来ました。
まぁここで勝つことが目的じゃ無いしな!
(負け惜しみ)
平田クリテも出るか迷ったけど、
平田は以前出場した時に
普通に千切れてDNFしていて苦手意識があるので
悪いイメージが残ったまま全日本に臨むのが嫌で、
出場しませんでした。
最終週は火曜日に高強度のアワイチを行い、
あとはテーパリング。
テーパリングはこれまでの練習と同強度で
回数を半分に減らします。
心拍に負荷を掛けつつ、レースに向けて
疲労を残さないようにするのが目的です。
気を付けていたのはレース前に特別な
練習をしないこと。
レース前だけにする練習等を行って
疲労を残してしまってもダメなので、
行っていた練習を継続することを心がけました。
練習は常に3,4日/週でそれ以外の日は
回復走を行っていました。
回復走は全日本マスターズのレース時間を
意識して、2時間20分足を回す。(強度フリー)
スプリント練習はしていません。
僕のスプリント力では、スプリント勝負になった
時点で勝負にならないので捨てました。
これは今後の課題ですね。
高強度の練習を行うためには乗り込みを行い、
高強度に耐えうる身体を作って、
高強度の練習をする。
というのを基本に行っていました。
あとはしっかり寝て、
しっかり食べるのを意識していました。
それが全日本でしっかり走れたのに
つながったかなと思います。
以上で今回の記事は終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
もし質問等あれば連絡いただければお答えします。
※トップ画は photo by三井至さん