全日本選手権マスターズ 日本一速いオジサンになった話

全日本選手権マスターズ 日本一速いオジサンになった話

大会名

全日本自転車競技選手権大会

 

場所

広島中央森林公園

 

カテゴリ

マスターズ 30-39

 

距離

86.1km(12.3km✖️7周)

 

今シーズンラストレース。

ホントは南魚沼でオフに入ろうと思ってたけど、

怪我で満足な走りが出来なかったから

全日本まで頑張ることにした。

 

カテゴリーはマスターズ。

エリートも一回出てみたい気もするけど、

30歳になったばっかりで年齢的には

1番チャンスありそうだし、今年から

新設したマスターズにエントリーした。

 

怪我明けからの練習は2週間走り込み、

2週間メニュー。

元々落車するまで調子は良かったから

1ヶ月の急造でもある程度なんとかなるはず?笑

 

体重も2年半振りに60キロ割って

メニューもしっかりこなせるし身体は

きっちり仕上げられたかな。

 

 

コースはいつもの広島森林公園。

毎度の3段坂勝負かな。

レースプランとしては、ラスト2周勝負で

それまでは大人しく。

大人のレースだから大人の走りでね。

 

メンバーはちょっと薄めだけど、

ライバルとしてはヴェローチェが池さん含む3人、

小林さん、山中湖の水野選手、

イナーメの荒瀧選手辺りか。

カテ違いやけど、一緒にスタートの40代の方には

雑賀さん、川崎さんとあとこの間のAACAで

3位になってた山本さんが出場してた。

 

レースは序盤からスローペース。

E1より全体的にゆっくりかな?

登りだけちょっと速い?

大人の走りすぎひん?

 

1周目こなして、2周目に入ると

ちょっと補給食とか朝ごはんの吸収が

あんまりうまく行ってない感じ。

お腹痛い。最悪や。

 

一旦集団最後尾に入って、暫く回復に努める。

昨日広島焼き食べすぎたかな…

集団は逃げが出来そうな感じでもない。

ペース緩くて気持ち悪い雰囲気だけど、

僕としては助かった。

 

2周ほど潜んで大分回復したから

4周目に集団の前方に上がる。

まだ集団は大きいまま。

このままタラタラ走ってスプリントとか

最悪の展開だから、ジャブに3段坂を

ちょっとあげる。

 

集団が大きすぎて減りそうな感じはしないけど、

ちょっとは活性化してくれないかな。

ペース上がるかと思ったけど、すぐに落ち着く。

5周目に入っても集団は遅いまま。

 

荒滝選手が踏んだのに反応して、

一瞬だけ抜け出すけど、すぐ吸収。

3段坂も淡々と登る。

集団はほぼ減ってない。

 

このままいくと集団スプリント濃厚。

1番避けたい展開。大人数スプリントとか

危ないしね。

ラスト1周の3段坂勝負でのパワー勝負に

なっても分が悪い。

これはまずいな〜。

 

ラスト2周の3段坂で下から仕掛けることを

決め、集団の前方を走る。

2人の逃げが出来るけど、1分以内なら

3段坂で捕まえられる。

 

3段坂に入り、序盤の斜度がキツくなったところで

アタック。踏まずに軽く回して飛び出す。

誰も来ない。1人か。

でももう戻っても勝負出来ないし、

このまま踏む。

 

2段目で前の2人を捕まえる。

ちょっとツキイチして平坦区間楽しようか

迷ったけど、もう踏めてなかったから、

そのままパスして独走に入る。

 

登りきって、集団は大分離れる。

降りきってスタート地点付近で集団とは20秒差。

もう少し差が欲しかったな。

 

後ろが全開で回ったら捕まるだろうけど、

40代は回らないだろうし、緩むことを

期待して踏み続ける。

そのまま最終周回に入る。もう逃げ切るだけや。

 

とにかく後ろの集団の視界に入らないように、

踏む。一時16秒差まで縮まるけど、

垂れないことだけ念頭に走る。

3段坂まで行けば登りは分があるはずや。

1キロ毎にある距離看板が果てしなく続くように

思える。

 

そしてなんとか3段坂へ。

3段坂の手前の長い橋では少しだけ集団が見える。

もうシンドイ。踏みやめたい。

でもここで思ったのはTTで骨折して

全日本ジャージ取れなかったハルヒのこと。

「僕の分もお願いします」

昨日LINEで言われたことを思い出す。

 

負けられないわ。

とにかく耐えろ。絶対に後ろも苦しいはず。

パワーを維持することだけを考えて、踏む。

 

垂れそうになるのをなんとか堪えて、

3段目へ。

3段目は入りからダンシングでもがくけど、

最後までは行けない。

シッティングでなんとかパワーを出す。

 

登りきって、下りに入る。

後ろは追走出て10秒差。

これはワンチャン追いつかれる。

ここで追いつかれたら、また良いレースで

終わってしまう。

 

耐えろ、キツい、やめたい、でも負けられない。

最後ヘアピンを抜けて、最後のストレートへ。

後ろからは来たのは雑賀さん。

安堵。40代や。

 

雑賀さんと一緒にゴールしようかと一瞬考えたけど

その後ろからも違う選手が来てたので、ゴールまで

踏みきる。

 

photo by三井至さん

 

逃げ切り。日本一。

そしてゴール後恒例の大号泣しましたw

今回は動画無くて良かったです笑

 

因みに後ろでは雑賀さんがやっちまって

40代の優勝は川崎さんだった。

 

 

今シーズンは春先から調子が上がらず

勝てない日々が続いて、

やっと調子が上がってきた秋の初戦で落車。

もうダメかなって思ったけど、

諦めずに練習頑張ってきて良かった。

 

広島まで来てくれたポンさん、

サポート頂いた方々、そして何より

応援してくれた家族には感謝です。

 

今シーズンはおしまい!

これで胸を張って言える。

 

『良いシーズンでした』

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