西日本ロードクラシック 灼熱の広島で優勝した話

西日本ロードクラシック 灼熱の広島で優勝した話

大会名

JBCF西日本ロードクラシック 広島大会

 

クラスタ

E1

 

距離

110.7km(12.3km×9周)

 

今年初の広島でのレース。西日本ロード。

しかしコロナの影響で仕方が無いとはいえ、

8月の広島で110km。約3時間。

しかもスタート12時過ぎ。地獄か。

 

因みにレース後にガーミン確認したら、

平均37°だった。地獄や。

距離も長くて暑さもある。

補給が非常に重要になるレースだ。

 

今回はチームランキング1.2.3のオールアウト、

VC福岡、ヴェローチェのE1選手が勢揃い。

VC福岡は東くん、ヒムロックを含め6人。

ヴェローチェは松木さん、ITさん、池さんの3人。

うちも7人と人数を揃えてる。

 

単騎で来てる選手の中で警戒しないと行けないのは

ティランの皿谷さん、ケッヘルの小村くん、

zeroの塚ちゃん、そして津末の宮崎くん、

岩切さんあたり。

西日本の強いどころは大体きてるかな。

 

展開としては距離が長いので、逃げが容認される

展開から吸収された後に足を残してる選手での

勝負になると予想。

3チームが全チーム乗っちゃったら追いかける

チームがいなくて、決まっちゃう可能性もある。

でも流石にイエロー入った逃げは

決まらないだろうし、そうなれば福岡は

逃げ切りは嫌がるだろう。

 

というわけで作戦は逃げに誰かを乗せつつ、

エースを温存。終盤勝負。

うちははるひを逃げに乗せて、乗れなかった場合は

乗り気さんが反応。

小林さんはいつものように集団待機。

他の2チームが逃げに乗せて、うちが逃げに

乗れなかった場合レースが絶望的になる。

それだけは避けたい。

今回は小林さんが怪我で何処まで走れるか

わからない。はるひも調子が中々上がってない。

俺がエース。俺が勝たなきゃいけない。

 

レースは安全(先週の群馬比)なローリング

スタート。スタート直後からヴェローチェが

ガンガン行く。

池さんが最初に飛び出して行く。

ハルヒが対応していくが、そこにITさん、

松木さんも反応。ヴェローチェ3人が逃げに行く。

 

いやいやいや、それはあかんでしょ。

そんな逃げ作られたらハルヒ乗ってようと

レース終わってまう。

ということでついていく。

 

その後、一旦集団が1つになるが、

再度池さんアタック。

ハルヒ、松木さんが追いかけて3人の逃げ。

三段坂にそのまま入り、少し先行。

途中、宮崎くんがブリッジをかけにいく。

逃げが強過ぎてあんまり良い予感がしなかったので

「追わんとレース終わるよ〜」と集団後ろから←

声をかけて集団ペースアップ。

一度全部吸収した。

 

2周目に入っても池さん元気にアタック。

ガンガン行こうぜ。

ハルヒも追走をかけているが、中々厳しそう。

乗り気さん、まさやんが前目で対応。

(まさやんには「もっと前行って」って言ったけど。

 

ハルヒが追い切れず集団に戻ってくる。

逃げは池さん1人。

三段坂の最後?超えたところ?で皿谷さんと

ヒムロックがブリッジ。強烈。

うちはついていけてない。

この逃げが決まったら残り全部

オールアウトが引かなきゃいけなくなる。

 

最後尾にいたタイミングだったから

集団の脇をすり抜けて、先頭に出て

下りガン引き。

したらコーナー曲がったところでヒムロックがいて

激突しそうになった。メカトラ?落車?

ちょっと危なかったけど、レース展開的には

助かった。

 

後ろについてきてたチームメイトに

「もう追わなくて良いよ」と声をかけて

集団に戻る。

ヒムロックはそのあと集団に復帰してきたけど、

擦過傷エグい。落車らしい。

そのあとレース降りてた。

 

展開としては、皿谷さんがそのすぐ後に集団に

戻ってきたから、逃げがいないと思ってた。

(実は池さんがまだ逃げてた。

小村くんが飛び出したのが見えたけど、

何人逃げてるかわからない。

誰かがバイク聞くと、逃げは5人。

そんなに行った?よくわからん。

 

前から選手落ちてきてるな〜と思ったら

フェミニンだったり。状況がわかりません!

とりあえず池さんは集団にいないし、

逃げに乗ってそう。

そして福岡は多分乗ってない。

逃げとの秒差が徐々に開いてるようなので、

乗り気さんに「VC福岡に声かけて追ってください」

と指示出して追ってもらう。

 

しかしうまく回らない。

単騎で来てるチームは、人数を揃えてるうちと

福岡がいる限り引かないだろう。

引き損になる可能性が高いからね。

うちも乗り気さんがなんとか回そうとしてるが

一緒に回ってくれる人がいない。

福岡は前の方に人はいるけど…

この辺りでハルヒは脱落。きついなぁ。

 

逃げてた塚ちゃんが前から降りてきたから

状況を聞いたら池さんと小村くんの2人逃げ

らしい。小村くん追いついたんや。

 

池さんと小村くんの逃げ。強力な逃げだった。

 

そこから周回を重ねていくが徐々に

秒差が拡大していく。強い。

うまく回らなくて乗り気さんストレス

凄いだろうな…

1分50秒近くまで差が開く。

 

これはホントにまずい。東くんと話して

うちと福岡の出せる人全員出す。

うちは僕、小林さん、乗り気さん。福岡は東くん。

ん?バランスおかしくない?笑

ヒムロックが居なくなって福岡は

中々統率取れてなさそう。

それと単騎組の中からエンシェア、ケーニヒも

一緒に回ってくれてちょっとはペースが上がる。

 

前からは小村くんが脱落。

ちょっとずつ差が縮まっていく。

残り3周を残して、55秒差。30秒まで縮まれば

三段坂で姿が見える。そこまでいきたい。

 

しかし集団のペースが上がりきらない。

暑さからか疲弊してる選手が多い。

少しでも踏むとすぐ後ろがいなくなる。

そして池さんチームメートの松木さんの

抑えが絶妙。自然とローテに入ってペースを

上げさせない。くっそー、上手いなぁ。

 

残り2周で1分5秒差。開いてる。

2時間逃げて集団より速いって化け物かよ。

ここまでずっと牽引してくれてた乗り気さんと

話して追うのを諦めて、2位狙いに切り替える。

 

集団後方に下がって、足を溜める。

ローテ回るのに大分足を使わされてしまった。

少しつりそう。ここまでエネルギーはしっかり

取れてる。水もほぼ毎周回受け取っている。

補給にミスはない。

それでも暑さも相まって消耗してきてる。

 

集団を見ると既に20人程度。

牽引に加わってなかった選手は

めちゃくちゃ強度が高かったわけじゃない

だろうが、暑さにやられた選手が多いのだろう。

 

残り2周。三段坂で集団をふるいにかけたい。

そのためにまだ走れそうだった乗り気さんに

「三段坂まで引いてください」と声をかける。

ここまでずっと牽引してたから恐らく

相当消耗してただろう。

しかしちょっとでも有利な状態で三段坂に

入りたい。

声をかけるのが早く、引く距離が長かったが、

三段坂に入るところまでしっかり引ききって

くれた。

乗り気さんは間違いなく今日1番仕事してくれた。

 

三段坂に入って僕がアタック。

そこからカウンターで皿谷さんが行くのに

なんとか反応。キツい。

この時点で完全に集団は崩壊。

既に僕、松木さん、皿谷さん、

ケーニヒの坂川選手の4人。

その後皿谷さんが脱落。3人。

 

すると少し先にバイクが見える。

もしかして先頭居る?

ペースあげると池さんがいる!マジか!

俄然ペースが上がる。これは追いつける!

 

三段坂の3段目で池さん吸収。

一緒にブリッジした選手の中に松木さんもいる。

4人になって内2人ヴェローチェになるのはヤバイ。

置き去りにしようと池さんに追いついた

瞬間ペースをあげる。

が、ついてきて登りきる。

散々逃げたのについてくるんか。

これはホントに池さんか?

 

ラスト2周の三段坂でまさかの吸収

 

逆にその先の下り区間で坂川選手が千切れる。

状況が悪くなった…

2:1はキツい。

 

そのまま3人で最終周回へ。

ボトルを両方捨てて、身軽に。

するとニュートラルカーがきて、水いる!?と

聞いてきたのでペットボトルを貰って流し込む。

うんまー。

 

後ろは40秒。イエロー含む3人。

ワンチャン追いつく。

こっちも3人だけど、ヴェローチェが2人。

どちらかが回さないorアタックされたら

全部自分でなんとかしないといけない。

 

池さんはここまで化け物じみた走りをしてるが

流石にもう足は残ってないだろう。

松木さんとの勝負。勝つイメージわかねーw

とりあえずスプリントは絶対勝てないから

登りで勝負するしかない。

 

暫く走るが3人もとしっかり回る。

流石にこれで後ろ追いつかれるのは嫌やしな。

池さんが飛ばし飛ばしだけど、回してたのが

すげぇな。

 

途中1位譲るから2位譲ってっていう交渉を

しようかと考える。

2:1で相手は松木さん・池さん。

確率考えたらそっちの方が良いんじゃない?

しかしそれだと散々仕事してくれた

乗り気さんに申し訳が立たない。

今日は俺は勝つんや。

 

残り半周を切ったところで後ろとは1分。

逃げ切りはほぼ確定。

E1で表彰台久々だなー。

ていうか日本トップアマの松木さんと

レース最終盤に先頭走ってるとか

めっちゃテンション上がるわ〜とか

妙に感慨深くなる。

 

途中のアップダウンの登りで若干踏んでみて

様子を見るけど、松木さんはまだいけそう。

アタックしないのは池さんを連れていくため?

キツい?

 

よくわからんが、それでも松木さん相手に

スプリントなんて分が悪過ぎる。

登りで勝負を決めに行かないと。

三段坂に入ったところでアタック。

池さんはそこでドロップ。

松木さんは、、、ちょっと離れた!

でも最後までそのまま引き離す力は残ってない。

シッティングで踏ん張るが追いつかれる。

 

なんとか登りで引き離したい

 

でも松木さんもキツいのか。

三段目の最後にもう一発。

今度はもがききれるところからケイデンスあげて

ぶん回す。が、今度はピタッとつかれる。

つえぇ。

 

そのまま三段目を超える。あとは下ってスプリント

するだけ。終わった。。。

足も悲鳴をあげてる。油断してると足つる。

それでもこんな機会滅多にないんやし、

松木さんとスプリントしよう!

 

ラスト1kmきったところからはもう前には出ない。

交代の要求はしてくるけど、絶対に出ない。

もう後ろに追いつかれることはない。

 

最後曲がって少し登る。距離は500m。

まだ我慢。自分がスプリント出来るところまで

我慢我慢我慢。

ラスト300m。まだ。

ラスト200m。ここだ!

 

ギリギリまで我慢

 

一気にコースの反対側まで抜けて、踏む。

足がピキッとくるけどそんなもん無視や。

すると松木さんついてきてない!マジか!

これは行ける!?

 

ゴールが見えてくる。

「おっしゃーーー!!」

勝ち。E1の広島で勝ち。

 

勝利!

 

2位は松木さん、3位は池さん。

ヴェローチェは2人表彰台。

東くんは6位。ホンマにシングル逃さんな。

落車したらしいけど、

まぁ軽傷そうだし大丈夫でしょ。

 

東くんとパシャり。最近毎回この写真撮ってるw

 

50人近く出て完走は20人。

灼熱によるサバイバルレースとなった。

うちは小林さんが8位、乗り気さんが12位、

まさやんが16位と4人完走した。

 

表彰式は1年ぶり

 

2年前の9月の舞洲でJBCFデビューして丸2年。

念願のE1の初優勝だ。

ここ暫くはアシストとしてレースを

展開することが多かった。

だが今日はエース。勝ちに行かないといけない。

正直自信は無かったがアシストの為に勝ちたいと

思った。

最後まで踏み切れたのはそれが大きいと思う。

メンタル大事。

 

僕は舞洲に出ないから1ヶ月の休養。

レースはあと10レース程。今シーズンはもう終盤。

チームポイントは1位。

個人も小林さんが2位、僕が3位。

1ヶ月しっかり調整して

最後、最高のシーズンと言えるようにしたい。

 

超暑かった。レース後に水浴び。気持ちいいぃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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